株式会社Remind
大阪で訪問販売営業事業とブルーカラー特化の人材紹介事業を展開している社員15名程度の会社です。
これまでリファラル採用のみで採用を進めていたのですが、天井が見えてきたので本腰を入れて採用活動を実施するために、まずは大手求人媒体を使用してみました。ただ結果は最悪で、応募も数件程度しか来ず、採用は0といった着地となりました。
自社とマッチする採用サービスを見つけることはもちろん重要ですが、そもそも採用活動をしてこなかったので自社についての情報発信ができておらず動機形成を行う手段が一切なかったことが課題だと感じました。今は求人を見て気になっても、色々とネットで調べる時代です。調べた時にほとんど情報がない企業に応募をする可能性はかなり低いのは至極真っ当ですよね。当たり前のことですが、このことに気が付いたのがこのタイミングでした。
若手のユーザーが多いことと、採用広報ができることが決め手でした。
弊社のターゲットである20代の利用率は40%以上、また待遇ではなく理念や価値観で仕事選びをされている候補者であることも魅力的でした。
またもともとの課題であった情報発信が同時にできることも非常に良いと感じました。弊社のような規模の会社だと会社HPはあっても採用サイトまで作っている企業は少ないと思います。まさに弊社もそうで、採用サイトという採用サイトがありませんでした。ただ、採用広報コンテンツも充実させることができるWantedlyなら、一定の規模までは採用サイト代わりにも使えるなと思い、応募を集める以外の役割を担えることが他にはないサービスだと感じました。
一番の理由は、知人の会社がOTOGIに運用代行の依頼をしていてうまくいっていたことです。前回の失敗もあり、正直最初は不安だったのですが、話を聞いた時に、運用ロジックや弊社ならではのアプローチの提案をいただけ、すべてに納得することができました。確かにこのやり方でダメだったら仕方がないなと。
あとは採用広報コンテンツとしてのストーリー記事も複数本作っていただけることに魅力を感じました。動機形成のための情報発信が課題としてあり、これまで500本以上の記事コンテンツを作ってこられているOTOGIなら安心して質の高いストーリー記事を作っていただけるなと。
驚くことに月間の平均応募数は10応募を超えるまでのアカウントに成長しました。大手求人媒体に100万円弱ほど予算を割いても数応募しかこなかったことを考えると驚愕の数字でした。
6ヶ月で内定出しを3名できたことも、有効応募の多さが伺えました。チャレンジ的に試してみたのですが、ここまで成果が上がるとは正直思っておらず、Wantedly自体はずっと続けていく予定です。
応募の数や候補者の質など、期待していたこと以外の成果はたくさんあるのですが、一番はストーリー記事の効果でしょうか。
インタビューを受けた社員には自身のSNSで拡散をするよう依頼をしているのですが、そこからの反応が非常に良く、ここからリファラル採用もできています。また、クライアント様や友人からも好評で応援をしてくださるファンが増えている感覚です。
Wantedly以外に採用イベントにも参加する機会があったのですが、イベント後、Wantedlyのストーリー記事をメール文章に入れるだけで、応募者の意向度が高まったりと良い事尽くしでした。イベントで興味を持っていただき、家に帰って会社のことを調べた際になんの情報もなく離脱されることを考えるとゾッとするので、そういった役割も果たしてくれていると考えると本当にやって良かったなと感じます。