OTOGI

応募数140%増!主婦からの応募数はなんと310%増に!「主婦が働くならSAKIYOMI」という立ち位置を確立できた“採用狭報”を徹底紹介!

株式会社SAKIYOMI

webサイト: https://sns-sakiyomi.com/
業界   
SNSマーケティング
従業員規模  
30名以下
職種   
セールス / カスタマーサクセス / マーケター / インターン生 etc…
エリア    
大阪
This is
Our Story

目まぐるしく変わる採用状況に応じた素早い情報の出し入れと、欲しい主婦層からの応募が課題

ーー貴社についてご紹介ください

「新たな挑戦に成功体験を」をミッションに掲げ、運用代行を中心としたInstagramマーケティングの支援をしている会社です。書籍の出版や、支援実績数100社を突破しており、マーケットシェアNo.1を目指しています。

ーーWantedly運用代行と採用狭報支援サービスを利用いただいていると思いますが、その経緯を教えてください。

Wantedly運用は2年ほど前から継続してお任せしています。ここ半年の成果でいうと、Wantedlyの月間PV数が20,635、エントリー数が539、採用数が21になります。当初からは到底考えられない状況で、嬉しい悲鳴をあげています(笑)。

また、採用狭報支援のお話をすると、提案当時は事業成長に伴い採用に力を入れていたにも関わらず、採用サイトがない状況でした。なおかつ、弊社は「正社員」「業務委託メンバー」「長期インターン」という3つの雇用形態に分かれており、それぞれに伝えたいメッセージや訴求したい魅力が違います。

また、弊社はベンチャー企業で採用状況が目まぐるしく変わるため、伝えたいことも都度変わってきます。その度に情報を修正するとかなりの工数がかかるので、“適切な情報の整理”は大きな課題でした。なんとか情報の出し入れを簡単にできないかと。そんな時に、OTOGIさんから提案があったという経緯です。

ーー具体的にどのような提案だったのでしょうか?

まずは「採用狭報」という考え方の説明を受けました。簡単にいうと、“広く浅く”ではなく“狭く深く”伝えるということ。「とにかく知らない人に自社のことを知ってもらうこと」を採用広報と言うのであれば、「自社とマッチするターゲット”のみ”に向けたコンテンツを作成し、態度変容を促すこと」が採用狭報とのことです。「とにかく認知を取る」を軸に採用の施策を考えていた弊社にとって、衝撃でしたね。

また、業務委託メンバーの採用に関しての提案も印象に残っています。弊社は業務委託メンバーを軸に事業展開をしているのですが、採用を進める中で「スキルはあるが働く条件の関係でなかなか働く先が見つからない主婦層」がマッチするということに気が付きました。そのことをOTOGIさんに相談したところ、主婦層に刺さるコンテンツを戦略的に作ろうという提案を受けました。

Problem

応募数140%増!主婦からの応募数はなんと310%増に!その他副次的な効果も!

ーーまずは、採用サイトに関して、どのようなものが完成しましたか?

まず「情報の出し入れのしやすさが不可欠」という前提があったため、notionでの採用サイトの提案を受けました。自由度が高いことはもちろんですが、とにかく簡単に更新ができるところがミソですね。※画像をクリックするとサイトへ飛べます!

また、notionでの採用サイトの構築だけではなく、コンテンツ(記事)もあわせて作成いただきました。

ーー採用サイトに加えて、ターゲットである「主婦さんの働き方特集ページ」の作成もしていると思いますが、そちらについても詳しくお聞かせください。

こちらが実際の完成ページになります。※画像をクリックするとサイトへ飛べます!

実際のページにも満足しているのですが、何よりも緻密で戦略的な作り込みに非常に驚かされました。

ーーどのようなフローで制作を進められましたか?

ターゲットやペルソナをパターン化し、それぞれの入社理由から逆算したコンテンツ作りを徹底していただきました。会社の魅力を整理し、それをコンテンツ化するくらいだろうと想像していたのですが、「狙いたいターゲットがなぜ入社するのか?」を徹底的に考え、パターン化した後にコンテンツを作っていただきました。ですので、魅力を刺したい人にだけ、非常に刺さるページになっています。

ーー具体的にどのようなものでしょうか?

これまでの入社パターンや現在活躍しているメンバーの人物像のヒアリングを行っていただき、ターゲットのパターン化を実施いただきました。 そこで大きく2パターンのターゲットが明確になりました。

【 Aパターン 】

■スキルセット / 経験
・大手企業やベンチャー企業でバリバリと働いていた(営業やクライアントワークなど)
・高学歴層
■志向性
・お金を稼ぎたいというよりは子育ても落ち着いたため、余った時間を使いたい。できれば、これまでの経験を活かしたい。貢献意欲がある。
・これまでレベルの高い企業で働いていて、最低限のスキルセットはあると自負しているものの、他の領域へのチャレンジ&他の職種のスキルも磨いてみたい

【 Bパターン 】

■スキルセット / 経験
・最低限のポータブルスキル
・3年以上の社会人経験
・一般事務や営業事務で細かな作業を行ってきた人(その中でも主体性を持って働いていた人)
■志向性
・キャリアアップしたい(食いっぱぐれない程度のスキルを身につけたい)
・地味な仕事ではなくて、キラキラした仕事をしたい

【 共通 】

■志向
・子育て期間、社会から離れているためそろそろ社会との結節点がほしい
・人との関わりが少ないため、(潜在的に)貢献意欲や承認意欲が湧いてる。
■働き方
・時間:2-3時間程度 / 日の隙間時間
・稼働可能時間:子供がいない、或いは寝ている、昼か夜の時間
・場所:オンライン(出社は無し)

次に、「ターゲットごとの弊社への入社理由」を整理。

【 Aパターン 】

■これまでの経験を活かして、組織や社会に貢献ができる
・これまで得たスキルを活かせそう!組織の一助になれそう!
・社員との距離が近いので、承認の機会が多そう!(自分の働きかけの効果が目に見える)
■上記に加えて、新たなチャレンジもできる
・これまで培ってきたスキルをベースに、別の職種にチャレンジできて一定のスキルも得れそう!
・同じような大手企業、同じような職種の方でも”未経験の職種”で活躍できている実績がある!

【 Bパターン 】

■食いっぱぐれないスキルアップができる
・企業に属さなくても働けるようなスキルを得たいと考えていたが、ここでならできそう!
– インスタマーケティングのスキルは時流にもあっている
– 子供の面倒を見ながら働けそう

【 共通 】

■主婦ならではの働き方ができる
・働き方にあまり制限がない

上記を踏まえて、初めてコンテンツの洗い出し。

また、OTOGIさん独自のコンテンツ作りの観点があり網羅された訴求ができていると感じます。具体的には、「求心力(入社の決め手)」「最低限発信しておくべき情報」「懸念払拭」「企業の魅力」の4つの観点です。実際にそれぞれのターゲットに特に刺さっているコンテンツもご紹介しておきます。

Aパターン層に刺さっているコンテンツはこちら!

Bパターン層に刺さっているコンテンツはこちら!

一番人気のあるコンテンツはこちら!

まさに、狭く深く伝える「採用狭報」を念頭に行ったからこその結果だなと感じています。

ーーこういったページはどのように活用していますか?

全採用チャネルで活用しています。例えば、Wantedlyをはじめとした採用媒体の求人に差し込んだり、候補者とのメッセージにも差し込むようにしています。これから使う新たな採用サービスがあっても、そこにこのようなコンテンツが蓄積されているnotionページを差し込むだけで、あらゆる採用サービスの最大化が見込めそうです。

実際に求人票に差し込んでいる画像

また、各選考の前にもお送りしているのですが、大体の方は見て面接に臨んでくれるため、基本的なことの質問はなく、本来伝えたい深い訴求を行う時間が取れるため、非常に有意義な面談 / 面接ができていると実感しています。

ーーどのような効果がありましたか?

まず採用サイト内にあるnoteのコンテンツだけでも月間600PVほど取れています。noteに記事を数ヶ月更新していない時でも、このような数値で推移しているため、各採用媒体やメッセージからリンクを踏んで飛んでいただいていると言えます。やっぱり候補者は企業の情報について深く知りたいんだと再認識させられました。

応募数は140%増、ターゲットからの応募数は310%増、これまで会えなかった層からの応募や欲しかった主婦層からの応募も大幅に増加し、期待していた以上の成果が出ています。

ーー採用狭報の重要性について、どう感じられましたか?

今までの成果から分かるように、非常に重要だと感じています。情報を発信することは大事ですが、ただ書けば良いと言うわけではないことを知りました。そもそも、よっぽど名の知れた大企業でないとマスに届きませんし、届いたところで効果は薄いように感じます。

目的を明確化し、ターゲットの入社理由を軸とした「狭く深い」コンテンツ制作をすることが、採用活動の最大化の近道だと感じます。

採用狭報をうまく行うことが、今後の採用の競争優位性になると実感しています。

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