採用広報による情報発信で応募約1.9倍、エージェント紹介数1.6倍へ。

  • service

    採用広報支援

  • scope

    採用広報戦略設計| 記事コンテンツ制作| デザイン| 写真撮影| インタビュー
  • output

  • 会社名

    株式会社Sales Marker

  • 従業員規模

    300名以下

  • エリア

    国内外

企業理解度を高めることが採用のカギ。採用広報を始めた経緯

まずは貴社について簡単にご紹介ください。

Sales Markerは、企業のWeb行動から読み取れるニーズに基づいて、顧客起点の新しい営業手法である「インテントセールス」を実現する国内で唯一のインテントセールスSaaS「Sales Marker(セールスマーカー)」を提供している企業です。このソリューションによって企業が潜在顧客の「意図」を的確に把握し、最適なタイミングでアプローチできる環境を整えています。

採用広報を実施する前は、貴社にどのような採用課題がありましたか?

当時は専任の採用広報担当がいなかったため、社内でオウンドメディアを立ち上げようにも、インターン生が一人で記事制作を進める状況でした。インタビューや原稿作成を一手に担ってはいたものの、更新頻度や記事の完成度を安定させるのは難しかったのが実情です。人事や面接官も日々の採用対応に追われていて、広報コンテンツを充実させる余裕はなかなか生まれませんでした。

忙しい中で採用広報に力を入れようとした理由と、弊社をお選びいただいた理由を教えてください。

採用 / 組織拡大をするうえで、企業理解コンテンツはマストになると感じていました。どんなポジションがあって、そこではどんな人がどう働いているのかをしっかり発信できれば、より応募を増やせたり、面接や入社後のミスマッチも減らせると考えたんです。
そんなときに紹介いただいたのが、インタビューの企画設計から記事化、デザイン面まで幅広くサポートいただけるOTOGIさんでした。もともと「いずれはnoteのアカウントを本格的に運用したい」と思っていたところ、最初の打ち合わせで“アカウント立ち上げから運用代行まで”を包括的にお願いできるとわかり、まさに理想的な形でお願いできそうだと感じたんです。

コンテンツ公開後に起きた変化とは?候補者の志望度向上と社内外へのプラスの影響

支援後、どのような定量的な成果がありましたか?

定量成果としては、まず全体の純粋応募数が前年比で約1.9倍に増え、エージェント経由の紹介数も約1.6倍に伸びました。Wantedly経由の応募数は約4倍に拡大し、ストーリー記事のPV数は約3倍に増加しています。もちろん同時期に他の採用施策も並行して行っていたため、すべてが採用広報のみの成果とは言い切れませんが、少なくとも候補者へ提供できる情報の量と質が格段に向上したことは確かです。実際、人材紹介会社の担当者からは「企業の方向性や雰囲気がよく伝わり、候補者に案内しやすくなった」という声をいただいており、結果として紹介数・応募数増加につながったのではないかと感じています。

候補者の反応はいかがでしたでしょうか?

面接官から「以前よりも下調べをしっかりして面接に臨んでくれている」という声が出ています。とくに「社員インタビューを読んで、このチームに入りたいと思った」というエピソードは印象的です。リモート勤務を希望する方が、先にリモートワーク社員の取材記事を読んでいたことで入社後の働き方を具体的にイメージできた、あるいはデザイナーチームの対談記事をきっかけに「自分もあの上司のもとで成長したい」と志望度が高まった、といった事例は数多く耳にしています。
特に読まれているコンテンツとしては、新しいパーパスやバリューを語った経営層のインタビュー記事や、育休から復帰して遠方(離島)からリモート勤務を続けるメンバーの体験談、デザイナーチームの仕事風景を紹介した対談記事が挙げられます。こうしたテーマは、働き方や組織のカルチャーをイメージしてもらううえで欠かせない内容なので、多くの候補者が興味を持って読んでくれているようです。

▼特に読まれているコンテンツはこちら!▼

採用広報コンテンツをどのように活用していますか?

まず、エージェント経由で候補者を紹介いただく際には、必ず当社のnote記事のリンクを担当者に渡しています。記事を読んでもらうことで、エージェント側も「Sales Markerはこういう社風で、どんな職種を求めているのか」と把握しやすくなるからです。また、候補者に対しては、面接の日程案内をするタイミングで「ぜひこのインタビューをご覧ください」とURLを送るケースが増えました。たとえばデザイナー志望の方にはデザイナーチームの対談記事を、新卒候補者には社員のキャリアパスをまとめた記事を紹介し、それぞれの志望動機形成を後押ししています。さらに、最終面接の前後でも追加のコンテンツを共有することで、内定後の不安を取り除く効果も大きいと感じます。

採用広報コンテンツは自社採用にどのように貢献していると思いますか?

一番大きいのは、候補者が応募段階で最低限の基本情報をキャッチアップしてくれているので、「選考時のリソース配分が変わったこと」です。これまでは面接の場で基本的な情報を一から説明しなければならず、面接時間の半分以上を企業の基本情報の説明に割いていましたが、記事を通じて企業理解をいただけているので、その分面接官はコア情報のアトラクト&候補者のキャリアビジョンやスキルセットを深堀りしやすくなりました。
また、デザイナーチームなどは、対談記事が公開されたタイミングで応募が目に見えて増え、入社後のオンボーディングもスムーズになっています。リモートワークや多拠点での勤務事例を公開することで、遠方の有力な人材からの応募が増えた面もあります。やはり企業理解度が高いほど入社後の定着率も上がると考えているので、ミスマッチ防止の観点でも大きな貢献があると思います。

弊社(株式会社OTOGI)の支援内容についていかがでしたでしょうか?

取材の企画から、インタビューの段取り、ライティング、デザインまでワンストップで対応していただけるのは非常に助かっています。さらに、記事全体のトーンがぶれることなく、継続して精度を上げ続けてくださる姿勢も信頼につながっています。デザイン面でもコンセプトメイクから入っていただけ、サムネイルの作り方が統一され、社員インタビューや経営層のメッセージなど、コンテンツの種類に応じて魅力的なビジュアルを提案してもらえるので、公開するたびに社内で話題になるほど完成度が高いと感じます。
運用リソースの面でも「こちらで巻き取れる部分は巻き取ります」と積極的にサポートしていただけるため、私が忙しい時期でもコンテンツ更新を滞らせずに済むのがありがたいです。
今後はまだ取り上げられていない部署や新卒向けのコンテンツを充実させることで、より幅広い候補者に当社の魅力が伝わるようにしていきたいです。社員自身もコンテンツを読んで「こんな働き方ができるんだ」と刺激を受けるケースが増えてきているので、今後もOTOGIさんと二人三脚で、Sales Markerの採用広報をさらに加速させたいと思っています。

▼弊社が制作したクリエイティブの一部▼

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OTOGIは“バズ“や”拡散“といった難易度が高くなおかつ一過性の施策ではなく、採用ターゲットに“企業理解の深度“を高め、共感によって選ばれる仕組みづくりを支援しています。企業理解度を上げ、ミスマッチを減らした本質的な採用を共に目指しませんか?